MORSE2回目観劇
こんにちは。
本日、お友達に誘っていただいて、急遽MORSE2回目を観劇してきました。
今回は、初日と東京の楽しか行けないと思っていたので、とてもありがたかったです。舞台は、可能であれば、初日とラストとその間に1回みて、お芝居のちょっとした変化とか、演者の変化とかを楽しみたいので、誘ってもらえてとてもありがたかったです。
初日から10日経って観てきたわけですが、小瀧くん頑張ってましたね。
初日に見てから、改めて原作をペラペラ~っとしてみたわけなんですが、脚本家さんっていうのは凄いんですね、あの長い本の中から、ここだ!っていう所を舞台の台本にしているんだもの。
初日に帰って来てからパンフをがっつり読み込んでみたら、それぞれのキャラクターの持ってる背景とかしっかり書いてあって、文庫の中の必要なとこ抜き書きや!となんとも素晴らしいパンフレットwww←多分パンフってそういうもんだよね(笑)
でも、原作は長くて読めないっていう人でも、パンフ読んでだいたいのキャラクター掴んでから舞台を見た方が、より感情移入して楽しめるし、ストーリーも入ってきやすいんじゃないかなと思います。
で、改めてキャラクターを掴んでから観たらね、初日に見た時よりもずーっと苦しかった。オスカーの孤独がすごく。
特に覚えているのは、オスカーがヨンニに怪我をさせた後のところ。オスカーがパパの所に行ってパパに「僕、ここが好きだ。パパが良ければここに居たい、ずっと」っていうんだけど、「それは無理だ」って言われちゃって。その後パパが同性愛者だと知るんだよね。それで、ママのいる家に帰った後、ママに「どっちと住むのかは決めて良い」って感じのことを聞かれて、オスカーが答え内容がすごく苦しかった。『どっちとも住まないよ』って。
ママの所にも、パパの所にも、学校にも、どこにも自分の居場所は無くなってしまったんだっていうオスカーの気持ちが、見ていて苦しかった。
エリもも居なくなっちゃった後、一人ぼっちになったオスカーが泣くシーンは、本当に切ない苦しい。
でもね、最後にエリが助けに来てくれて、そのエリと一緒にオスカーは街から去るんだよね。原作も舞台もそこで終わるの。
あの後二人はどうしたのかな。
12歳のオスカーと、誰かの血を飲まないと生きられないエリ。
そんな先を想像させられる終わり方なんだよね。
小瀧くんは変わらず可愛い12歳の少年でした。
カーテンコールの時に、両袖の共演者さんを呼ぶ仕草は、本当に可愛い。
最年少の愛され座長って感じ。
今日の公演って実は折り返しだったんだよね?
14/28だったんですよね?
後半戦も、どんどん成長するんだろうな小瀧くん。
次は6日に行きます。
東京の最後を見届けて、大阪へ送り出してあげたいな。